
確定拠出年金の見直しを始めてから年金のことが気になりました。
「年金はあてにしてはいけない」とも聞くけれど、将来年金がどれくらい支給されるかで、老後の備えの必要額も大きく変わってきます。
これまであまり考えたことが無かったので、手元にあった「ねんきん定期便」から支給額を計算してみることにしました。
年金支給額ってどれくらい?分からないから考えてみた
ねんきん定期便でわかる将来の年金受取額
今回は以前に自宅に届いていた「年金定期便」から将来の年金支給額を計算しました。
すると、世帯での支給額は月額約23万円となりました。
現時点の年収が定年まで続いた場合の数字なので、もしこの先に年収が上がったり私がフルタイムで働くことがあれば受け取れる年金額も変わります。
私は夫に比べて20代の頃はフリーター期間もあって、結婚後は扶養内パートしか働いていないので年金支給額が低いです。
夫婦間は年の差が4つあるので、もし将来夫に先立たれることがあれば生活が苦しくなりそうです。
毎年届く、ねんきん定期便
毎年誕生月に届く「ねんきん定期便」では今までの年金記録の確認と、年齢によって将来の支給額も計算することができます。
もしも「ねんきん定期便」が手元に届かない場合には、住所が正しく登録されていない可能性があるので問い合わせてください。
ねんきん定期便が届かない
私は前に「ねんきん定期便」が届かなくて電話で問い合わせをしたら、住所変更がされていませんでした。
「専業主婦は夫の会社で手続きが必要なので会社に確認してください」と丁寧に教えてもらえました。
何かの拍子に手続きが抜けてしまうこともあるようなので自分でも注意が必要です。
年金のことは「ねんきんネット」でも確認することが出来ます。
年金支給額の平均は?
2月の初めに購入した主婦向け雑誌のクロワッサンではお金の特集が組まれていました。
雑誌の記事のなかには老後の暮らしに必要な金額の、家族形態・就労ケース別に傾向と対策が書かれていて読んでいて勉強になりました。
クロワッサンによると、正社員+専業主婦の老後のお金の実態は
- 年金支給額 月221,507円
- 家計の支出 月285,000円
平均的には、毎月△63,493円の赤字になるそうです。
この不足分を定年までに用意して、定年後には暮らしを見直して支出を小さくするのが良いと書かれていました。
リアルな数字を考えてみる
現在のわが家の家計と比べると、雑誌の「家計の支出額・28万5千円」の金額が大きく感じます。
けれど家庭によって家計は違うし、老後は医療費も掛かって支出が増えるのかも知れません。
漠然と想像していた金額に比べると、自分で計算した年金支給額(約23万円)は決して多くはないものの特に困る金額ではないように感じました。
けれど将来私たちが年金を受け取る頃には、支給開始年齢の繰上げや支給額の減額もあるのでは?と聞くので少し不安です。
夫婦より単身世帯のほうが厳しいかも
会社員の夫に比べて専業主婦の年金支給額は低いので、(そして女性のほうが平均寿命が長い)将来万が一にも単身になったときが、1番問題なのかも知れません。
男女どちらが単身になった場合は、生活費はそこまで大きく変化しないものの世帯で受取れる年金額はしっかり下がるので、注意する必要がありそうです。
不安になっているだけでは仕方がないので、定年までに確定拠出年金と貯金で準備しておきたい金額を実際に計算してみようと思います。
少し長くなってしまうので、次回に続きます。
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