最近、手首が痛くてパソコンを触るのが辛かったのですが、なかなか痛みが引かないので整形外科へ行きました。
腱鞘炎と診断されるまでの経緯と、ステロイド注射の値段や感想・体験談を書いていきます。
【腱鞘炎】ステロイド注射の体験談【ドケルバン病/手首の痛み】
腱鞘炎のはじまり
はじめに手首に違和感を感じたのは、引越し後に部屋の片付けをしているときでした。
なんとなく手首が疲れているのかダルい感じがあったので、引越しの片付けや家事に追われて疲れているんだろうと気軽に考えていました。
それから数日が過ぎ、あまり気にせず過ごしていたのが悪かったのか、ある日突然に手首に強い痛みが出るようになりました。
手首に痛みが走る
手首の痛みが気になりはじめた頃は、ピンポイントに「ここが痛い」というような部分はありませんでした。
右手首周辺が全体的にボワンとした浮腫みのような腫れのような嫌な感じがあって、手首を一定方向へ動かすと痛みが少し強くなるので軽い捻挫かなと考えていました。
引越しの片付けでは重いものも運んだので変な負荷がかかって痛めたかと思い、1週間ほど湿布を貼ってできる限り安静にしていました。
手首~親指周辺の激しい痛み
痛みが気になりはじめてから1週間、暫く安静にしていたこともあって手首全体にあった嫌な感じは治まったものの、今度はピンポイントに痛い部分が分かるようになってきました。
痛みが酷いのは手首~親指付け根の周辺で、特に手首を伸ばすような動きが辛いです。
動かさなければ痛みはあまりないのですが、家事を全部放り出す訳にもいきません。
ちょうど痛いのが利き手の右手だったこともあって、お箸やペンを握ったりと日常動作では何かと手を使う場面が多く、つい無理をしては痛みが走っていました。
手首用サポーターが活躍
手首の痛みが気になってからは少しでも負荷が減らせるようにと、手首を固定できるサポーターを買ってつけていました。
使っていたのは親指を通して手首に巻いていくタイプのサポーターで、しっかり手首が固定され安心感がありました。
手首に湿布だけを貼った状態だと、習慣でつい手首を痛みの出る方向へ動かしてしまうこともあったので固定できるサポーターはおすすめです。
腱鞘炎(ドケルバン病)と診断
手首の痛みが気になって3週間が経った頃、なかなか痛みが引かないので近所の整形外科へ行きました。
病院での診察の結果は腱鞘炎(ドケルバン病)で、手首が腫れている自覚は無かったのですが先生曰く少し腫れがあるそう。
保存療法とステロイド注射
診察では、2通りの治療法を提案されました。
- 湿布を貼って安静に過ごす(保存療法)
- 痛み止めにステロイド注射を打つ
どちらにするか聞かれて悩みましたが、もう3週間近く手首が痛いままで早く痛みから開放されたくて、ステロイド注射を打ってもらうことにしました。
もしも注射を打っても痛みが消えない場合には、手術をする場合もあると説明を受けました。
腱鞘炎のステロイド注射
腱鞘炎のステロイド注射は初めてでしたが、健康診断での採血と似たような感じで診察室で手首へ注射をするだけで、5分と掛からずに終了しました。
但し採血に比べると少し深い場所へ針を刺すそうで、注射の際には痛みが気になる方もいるのだとか。
私は注射がさほど苦手ではないので、採血や献血の注射と痛み自体も大きく差はないように感じました。
注射後の注意点
病院では、ステロイド注射後の日常生活での注意点がいくつかありました。
- 注射後は傷口から菌が入らないよう注意すること
- 当日は患部を水で濡らさない
- 当日に湿布は使わず翌日から使用すること
- 当日の夜はお風呂(シャワー含)NG
- 当日は手にしびれが出る場合もある
- 数日経っても痛みが消えなければ、また来てね
注意点の殆どは当日の行動についてでした。
只でさえ手首も痛いし万が一のことがあっても嫌なので、当日の帰宅後は家事をさぼって自宅でゆっくり過ごしました。
ステロイド注射の値段
診察後の病院での支払いは、初診と注射代も含めて1,210円でした。
ステロイド注射は初めてでしたが、あまり値段も高くなく比較的お財布に優しかったので助かりました。
湿布薬も処方されましたが、そちらは薬局で420円でした。
ドラッグストアで湿布薬を購入すると結構な金額になってしまうので、病院で処方してもらえて良かったです。
ステロイド注射後の当日:しびれと痙攣
ステロイド注射を打った当日は、患部が水に濡れないよう注意しながら早く痛みが引かないかなと希望を持ってのんびり過ごしました。
人によっては当日に手がしびれるような感覚が出ると聞いていましたが、私は痺れるというか親指がときどきピクピクと痙攣するような感じがありました。
ステロイド注射を打った手首の周辺には時計を巻いているような違和感があり、手首の痛みはあまり変化ありませんでした。
普通は注射をすると直ぐに痛みが消えるのか、個人差があるのかは謎です。
ステロイド注射の翌日:痛みと不安
ステロイド注射の翌日には湿布薬も使用OKで、前日にあった右手首の時計をつけているような違和感は消えました。
注射前に比べると少し痛みが引いたような気はするものの、まだ手首を曲げたり動かすとズキっと痛みが走ります。
「もし痛みが引かなければ手術か・・・」と少し不安になりました。
病院ではステロイド注射後の翌朝ならお風呂も平気と言われていましたが、結局お風呂は夜まで我慢して湿布を貼りサポーターを巻いてのんびり過ごしました。
ステロイド注射の3日後:お箸やペンも平気に
ステロイド注射から3日が経ったこの日、手首を曲げたときの激しい痛みがなくなりました。
これまではペンやお箸を持つのがしんどかったり、日常生活に困るような痛みがありましたが、それは完全に消えています。
但し痛みが完全に消えたわけではなくて、どの動作なのか分かりませんが一瞬ふとしたときにある痛みが少し残っています。
久しぶりに激しい手首の痛みから解放されて嬉しかったものの、もしまた痛みがぶり返したら嫌だなと思い、念のためにと手首には湿布を貼りサポーターを巻いて過ごしました。
ステロイド注射の4日後:痛みが消えた
ステロイド注射から4日が経つと、手首の違和感や痛みは消えていました。
すっかり日常が戻った感覚ですが、万が一にも痛みが再発しては嫌なので念のため手首に負担が掛かるような動作は避けて少し庇いながら過ごしました。
症状には個人差がありますが、私の場合はステロイド注射をした直後に痛みが引くことはなく、注射後に完全に痛みが消えたのは4日後のことでした。
腱鞘炎になる原因
病院での診察の際には、腱鞘炎の原因になるものは日常生活に多くあって男性よりも女性のほうがなりやすいと聞きました。
- ストレスによるホルモンバランスの乱れ
- 出産や育児
- 更年期
- 引越し
- パソコン作業
引っ越し作業に、引っ越し疲れに、慣れない土地でのストレスと、腱鞘炎の原因には思い当たる節ばかりです・・・。
女性特有の原因も
腱鞘炎はホルモンバランスや更年期が原因になることもあるそう、ホルモンが原因で手首が痛くなるのは少し不思議な感じがします。
更年期はもう少し先かと思っていたけれど早いと20代後半からなる場合もあるそうなので、あと数年で40代になる私も少し意識し始めてもいいかも知れません。
なんだか歳を感じるけれど、引越し疲れもまだ抜けず暮らしの変化にはストレスも自覚しているので、暫らくのんびり過ごしたいです。
早めの相談がおすすめ
この記事は個人的な腱鞘炎の体験談を記録しているだけなので、 症状や痛みの経過については個人差が大きいと思います。
ステロイド注射は副作用が出るような場合もあるので、詳しい知識が欲しい方・お身体に不安がある場合には専門医への相談をおすすめします。
このまま痛みが再発することなく過ごせますように。
以上、腱鞘炎(ドケルバン病)でステロイド注射を打った体験談でした。
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