少し前の平日、「 サツキとメイの家」に遊びに行きました。写真はお父さんの自転車、格好良いです。
「サツキとメイの家」は映画「となりのトトロ」をイメージして再現されたおうちで、長久手市にある愛・地球博記念公園の園内にあります。
愛知県に越して来たときから行ってみたかった場所で、機会を逃し続けてようやく行くことができました。
家の中は写真撮影が不可ですが、とても可愛い外観とコンパクトですっきりした暮らしにときめきました。
畳の和室には大きな箪笥が1つと可愛い小さな机が1つ、茶室には茶箪笥もありました。細かなものは押し入れや引き出しに収納されていて部屋はスッキリ。
家は昔ならではの造りで天井が低く決して広くはありません、けれど部屋がすっきりと片付いているぶん圧迫感も少なかったです。
となりのトトロは昔観たきりで忘れていたけれど、サツキちゃんとメイちゃんの苗字は「草壁さん」なんですね。
引き出しや収納は全て開けてOK。手に触れることも可能なので覗いてみると、茶箪笥には祝儀袋や香典袋が備えられていて「あぁ、祖父母の家みたいだな」と懐かしさを感じました。
ほかの部屋とは対照的に、上の写真のお父さんの仕事部屋は物があふれていてゴッチャリ。私の祖父の書斎も同じように本や物で溢れていたので、本当に祖父母の暮らしを見ている気分でした。
この家は映画から1年後、昭和30年代の暮らしを再現しているそうです。
ガイドの方に色々教えてもらいながら見学することが出来て、また改めて「となりのトトロ」を観たくなりました。
台所やお風呂を見ていると昔の主婦は家事が大変だとも感じたけれど、きちんと物が収納されて表に出ていない、スッキリとした畳の広がる和室の良さも再確認しました。
わが家ももっとスッキリと、小さくても快適な暮らしにしていきたいです。
そして自分で住居を選べない転勤族なので仕方がないけれど、出来ることなら次は和室のある家に住みたい。やっぱり畳っていいな。
サツキとメイの家は季節に合わせて家の中も変わるそうなので、また機会があれば季節を変えて遊びに行きたいです。